無料提供馬 エスペランサシチー 第3戦


友駿愛馬第41号は無料提供馬ヒューストンシチーの代替馬。

エスペランサシチーは母が高齢であまり期待はしていないが、池上昌弘厩舎ということもあり無料なら欲しいという気持ちはあった。なので、無料で貰えて嬉しい。


追い切りの本数はこなすも、動きは悪く、ほとんど期待していなかった前走のデビュー戦だが、2着と好走。

勝ち馬の走破時計は平凡で、そこから8馬身も離された2着とまだ過信は出来ないと言っていたら、2戦目は11着と大敗。

前走5着以内の優先出走権持ちの馬が全10頭と、東京の最終週だけにやけにハイレベルだったが、走破時計はこれまた平凡で、その11着ということでお先真っ暗に。

鞍上の進言で合いそうな東京に間に合わせたが、完全に裏目。

初戦のように入念に調整すればもう少しやれていいはず。


「レース後左トモに腫れがみられ現在経過観察中です。」ということで最悪の場合引退も覚悟したが、あまりたいしたことはないよう。


スピリットファームに放牧に出されていましたが、美浦トレセンに帰厩しました。


1月21日 中山1R 3歳未勝利 ダート1200mに出走!!

5着/7番人気。

追い切りの動きは悪く期待はしていなかったが、掲示板確保で嬉しい誤算。


レース回顧と時計の分析、レース後の蛯名正義騎手のコメントと専門誌のレース評価を掲載。


(2012年1月24日完結)

2011年12月21日立ち上げ

●前走後左トモに腫れが見られ、12月1日からスピリットファームに放牧に出ています

 前走直後の11月29日に更新されたクラブ公式HPエスペランサシチーの近況報告で「レース後左トモに腫れがみられ現在経過観察中です。」と報じられた我らが愛馬エスペランサシチー。

 腫れと言ってもエビ状に腫れる屈腱炎の可能性もあり、引退の心配もされましたが、抗生物質の投与による治療などにより、その後状態は落ち着き、現在ハロン17秒くらいで乗り込みをされています。ですので、ある程度の休養で次走を迎えることができそうです。

 とりあえず、屈腱炎などではなくてホッとしました。無料提供馬ですし、少しでも多く走って欲しいですからね。

 12月1日から現在までスピリットファームに放牧されています。

これ以降は2012年1月1日に作成

●12月31日に美浦トレセンへの帰厩を確認しました

 12月27日のクラブ公式HPで今週中の帰厩予定と発表されていた我らが愛馬エスペランサシチーですが、年末年始でクラブ公式HPもJRA−HPも更新はなく、なかなか帰厩の確認が取れませんでしたが、12月31日の追い切り情報が入ってきたということで、予定通り31日までに美浦トレセンに帰厩したということになります。

 一時は屈腱炎かと思ったほどで、とにかく大事に至らずに安心しました。初戦のようにしっかりと追い切り本数をこなせば見せ馬のある馬です。次走は2月の東京開催くらいの気持ちでしっかりと乗り込んで欲しいですね。

これ以降は2012年1月11日に作成

●調教後に鼻出血を発症

 1月11日に更新されましたクラブ公式HPエスペランサシチーの近況報告によりますと、我らが愛馬エスペランサシチーは先週の調教後に鼻出血を発症したということです。

 鼻出血(びしゅっけつ)には打撲等の外傷性のものと内因性のものがある。外傷性の鼻出血は短期間で治り、再発しないが、気道粘膜の毛細血管の破綻や肺出血等の内因性の鼻出血は習慣性となりやすい。
 馬は口で呼吸できないため鼻出血を発症すると呼吸が充分にできない。従ってレース中に鼻出血を発症した馬は競走能力が充分に発揮できない。(JRA−VANより)


 ということで、どこからの鼻出血かは友駿ホースクラブですので明らかにされていませんが、後者の場合、競走中に何度も鼻出血を繰り返す恐れがあり、また、1度目は1か月、2度目は2か月の出走停止を喰らうことからも引退に追い込まれるケースが多い。

 正直、競走能力に疑問符が付く無料提供馬ですから、いつ引退発表されても不思議はないですね。勝ち上がりはますます厳しくなったと言わざるを得ません。

これ以降は2012年1月19日に作成

●追い切り情報(1月19日更新)

前走前 11月23日 美浦南W 稍重馬場 叩き一杯

助手
5F 69.4
4F 53.7
3F 39.4
1F 13.3[8]
ヒカリホクサイ(2歳新馬)直線一杯の外を0.7秒先行0.1秒遅れ



12月31日 美浦南ウッドチップ 稍重馬場 馬なり余力

助手
5F 75.0
4F 59.3
3F 44.2
1F 14.3[7]


1月4日 美浦南ウッドチップ 良馬場 強めに追う

助手
5F 69.8
4F 55.6
3F 41.0
1F 13.2[7]


1月9日 美浦南ウッドチップ 良馬場 一杯に追う

助手
5F 69.2
4F 53.8
3F 39.3
1F 13.8[6]
ビックケン(3歳新馬)一杯の内を0.6秒追走同入


1月15日 美浦南ウッドチップ 良馬場 馬なり余力

助手
5F 73.0
4F 57.2
3F 42.7
1F 14.4[9]


1月18日 美浦南ウッドチップ 良馬場 馬なり余力

助手
5F 71.9
4F 56.0
3F 40.7
1F 12.9[6]
キーエキスパート(3歳未勝利)直強めの内を0.3秒追走同入
 12月31日、追い切り時計を計時しました。ということは予定通り美浦トレセンに帰厩したということですね。まずは大事に至らずホッというところです。
 これから、ペースを上げてもへこたれないか注目です。

 1月4日、順調に追い切りを重ねています。動きはまだまだですが、初戦のようにじっくりと時間をかけて十分な仕上げで出走させて欲しいですね。

 1月9日、2着だった初戦前同様ビシビシと追い切られています。・・・が、時計は相変わらず平凡です。初戦は追い切りの動きは水準以下でしたが好走しましたし、エスペランサにはこのくらいが良いのかも知れません。

 1月15日、途中の時計よりも終いを要しており、相変わらず動きは悪過ぎますねぇ。鼻出血も気になりますし、うーーん、といった感じです。

 1月18日、少しマシな動きになってきましたねぇ。鞍上に蛯名正義騎手を確保していますし、これで出走するでしょうね。私ほっさんの追い切り評価は「B−」です。あまり良いとは思えませんが、調教駆けする馬でもありませんし、悪くはないでしょう。

●気になる出馬想定表(1月21日 中山1R)

出馬想定表 1月21日 中山1R 3歳未勝利 ダート1200m フルゲート16頭 想定数22頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
アラビアンマジック 北村宏司 12/24 未勝利 小倉ダ1000
ヴァップ 柴田大知  1/15 未勝利 中山ダ1200 12
14 ウェルテクス 石橋脩 12/18 未勝利 中山芝1200 10 13
エスペランサシチー 蛯名正義 11/27 未勝利 東京ダ1600 11 B−
エリクサー 後藤浩輝  1/08 未勝利 中山ダ1200
オンジェム 戸崎圭太  1/08 新馬 京都ダ1200
キャラメリゼ 12/24 未勝利 中山ダ1800 15 15 14 18
キョウエイペガサス 柴田善臣 12/10 新馬 中山ダ1200 11
コンサートレディ 田辺裕信  1/05 未勝利 中山ダ1200
シャーク 12/24 未勝利 中山ダ1800 14 12
シンデンアラタ 小林淳一 12/11 未勝利 中山芝1600 14 15 10
ダイアン 津村明秀 12/24 新馬 中山芝1600 14
タイタンフォンテン 12/25 新馬 中山ダ1200
タカミル 12/25 新馬 中山ダ1200
トウショウスコア 丸山元気 12/10 新馬 中山芝1600 15 12
ドウデス 嶋田純次 12/10 未勝利 小倉ダ1700 11 13
ドラゴンネビュラ 田中勝春 12/11 未勝利 中山ダ1200 11 12 17
フォースフル 柴山雄一  1/08 未勝利 中山ダ1200
フォーティスタン 12/25 新馬 中山ダ1200 13 11
プレジャーサイン  9/25 未勝利 中山ダ1800 16 16 10 13
ミラクルミイクン 柴田大知 12/24 未勝利 中山ダ1200
レガシーゴールド 三浦皇成 12/24 未勝利 中山ダ1200

表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 「初」は初出走の馬 数字は優先出走順位 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在22頭出馬想定されています。

エスペランサシチーは出走間隔から言って、出走は確実です。

●出馬確定表

出馬確定表 1月21日 中山1R 3歳未勝利 ダート1200m 出走数16頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
ヴァップ 柴田大知  1/15 未勝利 中山ダ1200 12
ウェルテクス 石橋脩 12/18 未勝利 中山芝1200 10 13
エスペランサシチー 蛯名正義 11/27 未勝利 東京ダ1600 11 B−
エリクサー 後藤浩輝  1/08 未勝利 中山ダ1200
オンジェム 戸崎圭太  1/08 新馬 京都ダ1200
キャラメリゼ 高嶋活士 12/24 未勝利 中山ダ1800 15 15 14 18
キョウエイペガサス 柴田善臣 12/10 新馬 中山ダ1200 11
コンサートレディ 田辺裕信  1/05 未勝利 中山ダ1200
シャーク 田中博康 12/24 未勝利 中山ダ1800 14 12
シンデンアラタ 小林淳一 12/11 未勝利 中山芝1600 14 15 10
トウショウスコア 丸山元気 12/10 新馬 中山芝1600 15 12
ドウデス 嶋田純次 12/10 未勝利 小倉ダ1700 11 13
ドラゴンネビュラ 田中勝春 12/11 未勝利 中山ダ1200 11 12 17
フォースフル 柴山雄一  1/08 未勝利 中山ダ1200
フォーティスタン 平野優 12/25 新馬 中山ダ1200 13 11
マシェリ 武士沢友治  7/17 未勝利 新潟ダ1200 12 11 14

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり

優先権持ちが2頭消えました。

●中山ダート1200mコース解説

 向正面2コーナー奥の芝の地点からのスタート。芝コースから発馬の上、緩やかながら下り坂を駆け下りて3コーナーに飛び込むため、テンから加速がつきやすい。
 芝の部分を長く通れるため、外枠の方が有利と言われている。確かに実際に7〜8枠の成績は良いのだが、この要因はスタート地点だけの問題ではない。砂を被ったり、揉まれたりしないで先行できる点にもある。内枠の馬でもテンのダッシュ力が速く、すんなりハナを奪うことができれば、そのまま押し切れる。逆に内枠で先行できずに中団以降に置かれると、外から他馬に被せられて苦しくなる。
 ゴール前に急坂はあるものの、基本的には逃げ・先行馬が有利。3〜4コーナーを回り直線入り口で逃げ馬が後続馬を大きく突き放してしまうことも珍しくない。
有利な枠順 外枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント テンのダッシュ力、枠順
種牡馬ベスト サクラバクシンオー、アフリート、アジュディケーティング
連対騎手ベスト ペリエ、横山典弘、武豊、柴田善臣、藤田伸二
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分13秒7 1分13秒6 1分13秒0 1分12秒6
2歳未勝利 1分13秒6 1分13秒3 1分12秒5 1分13秒0
2歳500万 1分12秒2 1分12秒4 1分12秒4
3歳新馬 1分13秒9 1分13秒2 1分13秒2 1分12秒9
3歳未出走 1分13秒5 1分12秒8 1分13秒3 1分12秒9
3歳未勝利 1分13秒5 1分13秒1 1分12秒7 1分12秒8
3歳500万 1分12秒5 1分12秒2 1分11秒8 1分12秒2
古馬500万 1分12秒4 1分12秒2 1分12秒0 1分12秒1
古馬1000万 1分11秒8 1分11秒4 1分11秒1 1分11秒1
古馬1600万 1分10秒9 1分11秒0 1分10秒7 1分10秒0
古馬オープン 1分10秒6 1分10秒0 1分09秒1

●騎手は蛯名正義騎手 ほっさん評価「S」

 今回のエスペランサシチーの鞍上は世界の蛯名正義騎手です。ここ2年は牝馬3冠を含む大活躍で、事実上の関東のナンバーワンジョッキーです。本年も1月19日現在、全国騎手リーディングの堂々1位に君臨しています。

 蛯名正義騎手と言えば、私がダビスタをしていた当時、私のゲーム中の愛馬の主戦を任せていた騎手で、当時から関東のトップジョッキーで今でもその騎乗に衰えは感じません。当然彼に対する期待は大きく、彼が鞍上ならもしかすると(勝ち負けしてくれるのではないか)と期待してしまいます。

 反面、クラッシャーとしても有名で、彼が騎乗した後に故障を発生した馬が多いという世間のうわさがあり、私も何頭か目撃したことがあり、確かに多の騎手よりは多いような気がします。


 私ほっさん愛馬の騎乗は過去に11度あり、13番人気のアイオロスシチーを勝ちあげていただいた1勝があります。ただ、全体的には人気を下回ることが多く、わざわざ優先権を獲ったので蛯名正義騎手に乗りかえたのに人気を下回るということも少なくありません。要するに相性はイマイチです(笑)。


 2012年1月19日現在、中央通算1998勝、勝率12.6パーセント、連対率23.7パーセント。GTは天皇賞秋(バブルガムフェロー)、ジャパンカップ(エルコンドルパサー)、有馬記念(マンハッタンカフェ、マツリダゴッホ)など18勝。またアパパネによる牝馬3冠がある。他に海外ではサンクルー大賞(エルコンドルパサー)。重賞は実に95勝。


 一昨年(2010年)は中央116勝、勝率13.6パーセント、昨年(2011年)は中央95勝、勝率11.8パーセントと好調。今年はここまで10勝、勝率21.7パーセントと素晴らしい成績で現在全国騎手リーディングの堂々1位。



 蛯名 正義(えびな まさよし)は1969年3月19日生まれの42歳。日本中央競馬会(JRA)の美浦トレーニングセンターに所属している26年目の騎手である。騎手免許は平地競走のみ。現在はフリー。愛称は「エビショー」。同会の騎手・調教師であった蛯名信広は遠縁にあたる。夫人は元タレントでテレビ東京の土曜競馬中継(現在のウイニング競馬)の司会者だった石森かずえ(本名・一枝)。

 小学校の時、菊花賞をグリーングラスが勝利したレースをテレビ中継で見て騎手を志し、中学校から乗馬を始める。

 1987年に美浦の矢野進厩舎所属でデビュー。同期に武豊・塩村克己(引退)・合谷喜壮(引退)らがいる。デビュー初年度30勝を挙げ民放競馬記者クラブの関東新人騎手賞を獲得。

 重賞初勝利は1992年のフェブラリーハンデキャップのラシアンゴールド。ラシアンゴールドとのコンビで当時は中央交流競走の1つだった帝王賞も制する。

 1995年は七夕賞、中山記念を制していたフジヤマケンザンとのコンビで香港国際カップ(現在の香港カップ)に勝利した。

 1996年にバブルガムフェローとのコンビで天皇賞(秋)を制し、初めてのGT制覇となる。この時の騎乗は、同馬の主戦騎手であった岡部幸雄がタイキブリザードとのコンビでブリーダーズカップクラシックに出走する事による代打騎乗であった。

 1998年にエルコンドルパサーとのコンビでジャパンカップを制覇。自身2つめのGTタイトルを獲得。このコンビで翌1999年、フランスのサンクルー大賞を世界の強豪相手に快勝し、凱旋門賞では逃げ切るかというシーンをつくってモンジューの2着に健闘した。またウメノファイバーとのコンビで優駿牝馬(オークス)、エアジハードとのコンビで安田記念、マイルチャンピオンシップを制した。

 2000年にはアメリカ合衆国の東海岸地方への遠征を敢行。一方でファストフレンドに騎乗するため帰国し、帝王賞や東京大賞典を制した。

 2001年にはトロットスターで高松宮記念、スプリンターズステークスを制覇。さらにマンハッタンカフェで菊花賞や有馬記念を制し、またキャリア最多の133勝を挙げて最多勝利騎手、最多賞金獲得騎手の2冠を獲得した。この年の秋に年間1000勝に到達。

 2002年にはマンハッタンカフェとのコンビで天皇賞(春)を制した。

 中央GTタイトルは2002年のトウカイポイント(マイルチャンピオンシップ)以来勝ち星を挙げていなかったが、2006年12月10日の朝日杯フューチュリティステークスでドリームジャーニーの勝利で挙げた。12月22日には自身6度目となる中央競馬年間100勝を達成した。なおこれはこの年9人目の達成となり、年間100勝を達成した人数の史上最多記録となった。12月23日の有馬記念をマツリダゴッホ鞍上で勝利し、マンハッタンカフェ以来2回目の勝利を飾った。

 2007年2月、1500勝に到達。

 2009年12月13日の第61回阪神ジュベナイルフィリーズをアパパネで優勝し、JRAのGT競走通算14勝目を挙げた。

 2010年3月20日の中京第1競走・3歳未勝利にはバイブレイションズで1着となり、JRA史上7人目、現役では4人目となる通算1800勝を達成すると、4月11日の桜花賞をアパパネで優勝し、JRAのGT競走通算15勝目となった。なお、関東所属騎手による桜花賞の勝利は1985年の木藤隆行以来、25年ぶり。

 2010年5月23日の第71回優駿牝馬に桜花賞に続きアパパネに騎乗。直線、横山典弘騎手騎乗のサンテミリオンとの叩きあいの末、横一線でゴール板を通過。およそ10分ほど写真判定を行った後に蛯名、横山のGT初となる同着優勝を飾る珍事を起こす。ゴール板を通過した際に、当時サンテミリオンに歩があったと思っていた蛯名は、同着確定後のインタビューで横山と笑顔で抱き合い、「負けなくてよかったです。」と語った。

 2010年10月3日、凱旋門賞をナカヤマフェスタで2度目の2着。10月17日の第15回秋華賞をアパパネで勝利を収め、初の秋華賞勝利。加えてこの年の牝馬三冠を成し遂げる。なおアパパネは史上3頭目となる牝馬三冠馬となる。その活躍が認められ、東京競馬記者クラブ賞の特別賞を受賞した。この賞の特別賞には過去に野平祐二、サンデーサイレンス、岡部幸雄、横山典弘が受賞しているのだが、野平祐二と岡部幸雄は引退した年、サンデーサイレンスは亡くなった年にそれぞれ選出されているため、現役での特別賞への選出は史上2人目である。


 パチスロ好きで大の読売ジャイアンツファン。騎乗依頼仲介者は武山修司氏(馬三郎)。



 「2010年は106勝を挙げ、2011年は前半で64勝。エージェントに力があって有力馬が集まっており、全体の流れが良い。2011年はアパパネでヴィクトリアマイルを勝ち、秋もこのコンビは注目される。馬と呼吸を合わせるのがうまく、折り合いを欠くシーンはあまり見られない。「強引にマクッて止まる」という悪いイメージがついて回るが、最近はテンから終いまで丁寧に乗っている感じだ。2010年は100勝以上しながら単勝回収率が100パーセント。2011年は1着64回、2着77回と2着が多くて単勝回収率は60パーセントと低めだが、2番人気以下での2着が56回もあり、1番人気で[26・21・7・29]の勝率.313、連対率.566と上々の成績を残しているから気にすることもないだろう。コース別で目立った偏りはないが、新潟で活躍する傾向がある。距離別では短距離よりも中距離で連対率が良い。国枝栄厩舎では2010年&2011年で[17・11・8・21]の勝率.298、連対率.491の好成績。他にも戸田博文、加藤征弘、久保田貴士、尾形充弘など、多くの厩舎で高い連対率を残している。栗東の厩舎で騎乗した時も注意が必要だ。人柄的には気づかいができて気さく。同期の武豊とは親友という間柄で、後藤浩輝とも仲が良い。コメントは自身の考えを端的に話すことが多く、わかりやすくて信頼できる。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手)


 ほっさん愛馬での成績 (11戦1勝)

 2006年 6月25日 アドリアシチー  3歳未勝利      福島ダ1700m 3着/4番人気
 2007年 6月30日 マイセンシチー  3歳未勝利      福島芝2000m 10着/9番人気
 2007年12月22日 アイオロスシチー 2歳新馬       中山ダ1200m 12着/5番人気
 2008年 1月19日 アイオロスシチー 3歳未勝利      中山ダ1200m 1着/13番人気
 2008年 2月23日 アイオロスシチー 3歳500万下     東京ダ1400m 2着/3番人気
 2008年 3月30日 アイオロスシチー 3歳500万下     中山ダ1200m 9着/3番人気
 2008年 6月14日 アイオロスシチー 3歳500万下     東京ダ1400m 7着/8番人気
 2009年 1月 5日 アイオロスシチー 500万下       中山ダ1200m 16/8番人気
 2009年 2月 7日 アルアインシチー 3歳未勝利      東京ダ1400m  9着/3番人気
 2009年 9月 5日 レイアシチー    3歳未勝利      新潟芝1000m  9着/1番人気
 2011年11月19日 マデイラ      東スポ杯2歳S GV 東京芝1800m 8着/8番人気

これ以降は1月20日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「波乱含み」


予想家の印
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲 CPU
シャーク
オンジェム
コンサートレディ △△
ドウデス △△
ヴァップ
エリクサー △△
エスペランサシチー
ウェルテクス △△
フォースフル
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
フォースフル 2.8
エリクサー 4.6
オンジェム 6.4
コンサートレディ 7.4
エスペランサシチー 9.5
ウェルテクス 9.5
ドウデス 13.1
トウショウスコア 22.1
ドラゴンネビュラ 28.9
以下33倍以上省略

なんとなんと5番人気予想ですねぇ。



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
エスペランサシチー 53 53 48
フォースフル 73 58 73
エリクサー 71 52 68 71
 スピード指数からもここ2戦が着に関係なく凡走ということがわかります。未勝利優勝ラインは指数「70」ですからねぇ。有力馬は相手が悪かったということになります。

デイリー馬三郎

加藤剛史 本紙の見解

「初戦のオンジェムは出遅れながらも二の脚で前に取り付き、軽快なスピードを披露。追って伸び切れなかったものの、2戦目の上積みで変わってくる。」

◎ オンジェム
○ エリクサー
▲ フォースフル
△ エスペランサシチー

以下省略


その他の記者の印は ×(4番手評価) 7記者   ☆(5番手評価) 3記者   △(6番手評価以下) 2記者

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

エスペランサシチー(11着)

 「スタートがよかったので、そのままいかせました。ラストはもう少し粘れると思いましたが、手ごたえがなくなりました。短距離のほうが合うのかもしれません。」(ミルコ・デムーロ騎手・友駿ホースクラブ公式HP)

●各陣営のコメント

エスペランサシチー

 「スタートが上達した今なら、この距離にも対応できる。体形からも距離短縮はいいと思う。」(池上助手・デイリー馬三郎)

フォースフル

 「内容が良かったし時計も勝ち上がりレベル。ハナにはこだわらず、相手ひとつでしょう。」(畠山吉宏調教師・デイリー馬三郎)

●ほっさん予想

 私は走破時計や追い切り、戦ってきた相手を重要視しますので、前走前にも述べましたように、平凡な走破時計で勝ち上がった馬から8馬身も離された2着だった新馬戦はほとんど評価していません。

 逆に前走は着は11着と悪かったものの、初戦と同等レベルの走りだったと思います。

 今回も初戦2着が輝いているのか、専門誌でも5番人気予想や、薄いものの印が結構並んでいますが、私は掲示板に載れば恩の字とくらいにしか思っていません。馬券は危なくて応援程度しか買えません。


 しかし、結果的に2着だった初戦と同様に動きは悪いながらも追い切り本数は乗って来ましたし、鞍上も現在全国騎手リーディング1位と絶好調の蛯名正義騎手を選んでいただいた辺り、陣営の思いは伝わって来ますし、案外やってくれるかも知れません。みんなの為、陣営の為にも良い結果を出して欲しいと思います。

 これで結果が悪くても陣営を責めることはないでしょう。さすがに結果を残している調教師さんだけのことはあります。関東ですが、今後も池上昌弘厩舎のいい馬がいたら購入対象にしたいと思います。

これ以降は1月21日に作成

●レース 

 エスペランサシチーはスタートはまずまずで押して押して6番手に取りつきます。この二の脚があるならば、まずまずの着は拾えそうですね。

 4コーナーも外に持ち出すと一度は前を捉えそうな感じで伸び、これは!?と思わせますが、外から勝ち馬などに並ばれる間もなく抜き去られると抵抗もできずにジエンド。しかし、最後まで垂れずに流れ込み、5着を確保しました。

 前半が33.4秒と驚異のハイペースで最後まである程度粘り切ったのですし、勝ちに行ってのものなので、時計よりも強い内容だったと思います。

●時計の評価

 今回のエスペランサシチーの走破時計1分13秒4稍重馬場は、中山ダート1200mの3歳未勝利クラスの過去10年間の平均勝ち時計が1分13秒1稍重ですが、勝ち馬の時計を考えると随分と固まって脚抜きがいい馬場状態のようですしやはり少し勝つにはモノ足りない時計です。

 しかし、ハイペースで展開はエスペランサシチーには不向きでしたし、大外ブン回しで距離ロスもあり、勝ちに行っての競馬ですから評価は高いですね。

 私は今までのエスペランサ評価を考え直さないといけません。

これ以降は1月24日に作成

●レース後の騎手・調教師のコメント

エスペランサシチー(5着)

 「中山の1200メートルは忙しく感じました。今日はレース間隔が空いていたし、東京の1300メートルや1400メートルなら、レースはしやすくなると思いますよ。」(蛯名正義騎手・競馬ブック)

 「ダッシュの脚色などは少し鈍かったようですが、短距離戦でもレースぶりは良く次の東京戦につながると思われます。」(蛯名正義騎手・友駿ホースクラブ公式HP)

 「スタート後隣の馬とぶつかったりスムーズさを欠きましたが、久々のためと思われ、次走は良くなってくるでしょう」(池上昌弘調教師・友駿ホースクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

エスペランサシチー(5着)

 「先団を見ながら好位の外々。行きっぷりはスムーズだったし、4角で取りついたが、追い出してからはジリジリ。とはいえ、この距離にもメドは立った。」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 5着ですので我々所有者にお金が入るわけですが、2着だった新馬戦が本賞金280万円で1口295円ですから、今回の5着の本賞金50万円では52円ということになりますね(笑)。

●今後の展望

 脚質や走りなどから、現状中山やローカルのダート短距離が合いそうですね。1600mまでなら対応できると思いますが、そこまででしょう。

●最後に

 初戦は2着と言っても平凡な勝ち時計の勝ち馬から8馬身も離されてのものでしたし、追い切りの時計も水準以下であることから、私はエスペランサシチーには酷評を繰り返して来ましたが、今回はなかなかの内容だったと思います。実に見応えのある走りでした。

 これなら勝ち負けとは言わないまでも毎回楽しみですし、掲示板は目標に出来そうです。もちろん、メンバーや展開に恵まれれば勝ち上がれるかも知れません。

 そりゃ、こうなったら正直勝ち上がって欲しいですし、そう思って応援していきたいと思います。

 無料提供馬で金額的にはほとんどないとはいえ、これで2度目の入金です。素直に嬉しいですね。

 頑張れ、エスペランサシチー!!

最後までご愛読ありがとうございました

2011年12月21日立ち上げ 2012年1月1日、4日、9日、11日、15日、19日、20日、21日、24日加筆

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エスペランサシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2011年11月27日 第2戦 2歳未勝利 東京ダ1600m (11着/7番人気)

2011年11月12日 デビュー戦 2歳新馬 東京ダ1600m (2着/5番人気)